2020年8月22日

府中市官製談合事件についての声明

市政をかえる会・府中 共同代表 甲田直己、坂倉典子、目黒重夫

  本年1月の市長選挙において目黒重夫候補を擁立して選挙戦を戦った「市政をかえる会・ 府中」として今般の府中市官製談合事件について現時点での見解を述べたい。 6 月 2 日に警視庁捜査 2 課が府中市役所に家宅捜査に入り、塚田元都市整備部長、自民 党村木・臼井両市議、市内 3 業者の 6 者を逮捕したという新聞報道を我々は府中市政の大 きな汚点として驚きをもって受け止めた。両市議はその後議員を辞職(村木元市議は 8 月 5 日あっせん収賄で再逮捕)したが事件の全容について市当局は、捜査中を理由に詳細を明ら かにしておらず、今後の公判を待たざるを得ない状況である。

 「市政をかえる会・府中」は市民の皆さんとともに、今後の市議会、市当局の真相究明の 取り組みを注視するものである。同時に、「市政をかえる会・府中」は重大な事実と疑惑が隠された状態で行われた 2020 年 1 月市長選挙は、市民にとって目隠し選挙ともいえ、その公正性について疑問を指摘するものである。

 高野市長は談合の事実を昨年 9 月に知ったが、10 月に警視庁に相談し、問題を隠して選 挙に臨んだ。また、疑惑の当事者である村木市議を自陣の選対本部長に据えた。6 月 24 日 の市議会における質疑の中で市は「(市において)事件性の有無の判断が難しかった。工事を中断し外部に知られれば捜査に影響があった」などと答弁している。しかし今日まで高野市長は市長選挙前に事実を伝えなかった点について何も説明していない。こうした姿勢は、 罪状がどうであれ市民に対して無責任な態度である。そして何よりも選挙を侮辱している といわざるを得ない。

 市長選挙に当たり市民に事実を隠すために「捜査」を利用したとさえ見えるのである。高野市長のもとで行われている昨年 10 月からの事件処理方策は、府中市行政の隠ぺい体質を 覆い隠し、市長の責任を回避、もしくは最小のものに押しとどめる役割となっている。

 市長は 8 月 11 日付広報ふちゅう「市長コラム」に、事件の対応について見解を述べてい る。その中で「事件確認からここまでの間、私を含め関係する職員は冷静に対応し、一切口 外せず、捜査にも全面的に協力してきました。」と、改めて「隠ぺい」を正当化している。

 こうしたもとで「市政をかえる会・府中」は、今後公判を注視し引き続き市政の監視を強 める所存である。また、「高野市長は市長選挙にあたり市民に事件を伝えなかった」この逃 れようのない事実を厳しく問うものである。以上2点を申し述べ、現時点における声明とする。  

以上